▼小松市議会 録画映像
代表質問
令和6年12月定例会 ー 12月5日 質疑・質問
予算決算常任委員会
令和6年12月定例会 ー 12月12日 予算決算常任委員会
▼代表質問内容(12月定例会)
夢が感じられる2期目へのチャレンジ予算!!
◆2025年度予算編成について◆
Q: 4年前に55の公約を掲げ、子育て支援や企業誘致を進めてきた。来年度の予算は市長選のため暫定的なものとなるが、具体的な方針は?2期目に向けた大胆なチャレンジ予算が必要では?
A:先送り体質に終止符を打ち、様々な課題に対して熟慮しつつも決断し、覚悟を持って進めることが重要だと考えています。次の任期で市民の負託を得られれば、2040年ビジョンの実現に向けて、ウラ日本からのチャレンジャーとして本格的な予算編成に取り組みます。
◆東京で開催のイノベーターズ・ミートアップ小松について◆
Q:約100人もの多彩な参加者が集まったが、今後どのようなアプローチをし、このご縁をどう生かしていくのか?
A:この取組を通じて小松市のファンを増やし、100年後の小松の新しい歴史を切り開く第一歩になることを期待しています。具体的には、参加者との継続的なネットワーキングを進め、市内企業とのマッチング機会を創出するほか、スタートアップや技術者との連携を深めて、新たなビジネスやプロジェクトの立ち上げを支援します。また、小松市の魅力を広く発信し、今後の投資や移住促進のきっかけとなるよう、フォローアップ施策を展開します。
◆住んでみたい街、住み続けたい街について◆
Q:11月発表の「住み続けたい街ランキング北陸版」では小松市は県内5位。住み続けたい街となるための政策は?
A:現在策定中の総合戦略のトップテーマは「若い世代の流れを変える好循環のまちづくり」です。新たな産業を生み、若い世代が小松に定住し、家庭を築き、子供たちを育むことで、まちの成長・発展につなげます。
◆大学生に対する奨学金について◆
Q:企業と連携し、卒業後にUターン就職した場合の返済支援は?
A:小松市では地元企業との連携を強化し、奨学金制度を設けています。これには、卒業後に小松市内の企業にUターン就職した場合の返済支援や、特定分野での学びを奨励する給付型奨学金制度も含まれます。さらに、地元企業が大学生に対しインターンシップや就職活動支援を行うプログラムも実施しています。制度の見直しを含めた検討を行い、地元経済界と協力して引き続き取り組み、自治体独自の奨学金制度やUターン就職支援を強化し、人口減少対策として効果を上げる施策を推進します。
◆首都圏などで多発する連続強盗と闇バイトについて◆
Q:どのような対策を講じるのか?
A:小松警察署などと連携し、防犯啓発活動を行っています。
Q:犯行を食い止める抑止策は?市内への防犯カメラ設置を進めるべきでは?
A:道路やごみ集積所に防犯カメラ設置支援を実施しています。また、学校での非行被害防止講座等を通じて、闇バイトの危険性を具体的に伝え、注意喚起を強化します。犯罪防止策として、特に若者への啓発活動を充実させる予定です。
◆認知症不明者をどう減らし、守るか◆
Q:認知症対策として、どのような取り組みを行うのか?
A:QRコード付き名札の導入を検討し、捜索協力ツールの一つとして活用していきます。また、認知症予防薬の研究・導入に関する情報収集を進め、早期対策を強化します。地域ぐるみで認知症の方を支える仕組みを整備するため、高齢者施設や医療機関、地域住民と連携し、見守りネットワークの構築を進めます。さらに、認知症の早期発見に役立つ簡易検査の導入や、家族向けのサポートプログラムの拡充にも取り組みます。
◆高齢者宅や学校周辺の見守り、災害時のドローン活用について◆
Q:こまつ空の宅急便を立ち上げては?ドローンポートの整備が必要では?
A:松東地区などでドローンを活用したスマート物流の実装を進めており、着陸ポイントを10カ所設置しています。
Q:高齢者への医薬品輸送、災害時の物資輸送、見守り、防犯支援の可能性は?
A:様々な世代や分野における社会ニーズを把握し、ドローンをはじめとする先進技術を効果的に活用する取り組みを今後も推進していきたいと考えています。災害時の迅速な支援物資輸送や高齢者への医薬品配送、さらに防犯や防災の分野での活用を検討していきます。
▼予算決算総括質疑(令和6年度12月 )
◆学校給食◆
Q:全国で先駆けて実施した無償化。来年度の食材を年度内発注とのことですが、すべての食材を発注するのか?
A: 全国で先駆けて実施した無償化。来年度の食材を年度内発注とのことですが、すべての食材を発注するのか?
Q:食材高騰の影響は?
A:1食あたり、小学校は315円から324円、中学校は375円から386円に高騰しています。
Q:給食費無償化による家計の負担軽減はどのくらいか?
A:年間で1人当たり、小学生は約6万円、中学生は7万円強の負担軽減が見込まれます。
Q:給食無償化を全小中学生に拡大した際、質が落ちたというデマのような話を一部で耳にしましたが、本当ですか?
A:そのような事実はありません。無償化は市の一般財源で安定的に実施し、適正な入札制度や地元農産物の活用、一等米の使用などで質を維持・向上しています。アンケートでは96%の児童生徒が「美味しい」と回答。セレクト給食の導入や郷土料理の提供など、食育の観点も重視しています。今後も物価高騰に対応しながら、持続可能で美味しい給食の提供に努めます。
◆災害復旧費◆
Q:今回の補正予算の追加分で復旧の見通しは立っていますか?
A:能登半島地震に伴う各施設の復旧は、令和7年度中の完成を目指したい。
◆市単道路整備費◆
Q:町内会からの要望をしっかりと状況判断して進めていくことが必要です。
A:優先度を判断し、効率的な整備ができるよう町内会と調整しながら進めていきます。

小松市議会議員 川崎 順次(かわさきじゅんじ)